
社会人でTOEIC400点はやばいかな?評価やレベル感が気になる…。
このような悩みをお持ちではありませんか?
本記事では、実際にTOEIC400点台を取得した私が、「TOEIC400点はやばい」と言われる理由やその実態、対処法を詳しく解説します。
TOEIC400点のままで問題ないのか、受験するべきか迷っている方、さらなるスコアアップを目指したい方は、ぜひ参考にしてください。
TOEIC400点はやばいと言われるレベルなのか


まず、TOEIC 400点のレベル感を以下の3つの観点から詳しく解説します。
この解説を通じて、社会人でTOEIC 400点はどの程度のレベルなのか、客観的に判断できるでしょう。
TOEIC平均スコアと比較
TOEIC400点は、平均スコアと比較すると、かなり低い水準です。
IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)が発表した「公式データ・資料」によると、2024年12月21日(午後)に実施されたTOEIC® Listening & Reading Testの平均スコアは611.4点(リスニング330.5点、リーディング281.0点)でした。
さらに、同じくIIBCが公開している「2023年度 受験者数と平均スコア」では、社会人の平均スコアは639点(リスニング348点、リーディング291点)と報告されています。
このデータから、TOEIC400点は全体の平均スコアより約200点低いことがわかります。そのため、一般的な基準と比較すると「やばい」と言われるのも不思議ではありません。
英検との比較
文部科学省が公開している「各資格・検定試験とCEFRとの対照表」によると、TOEIC400点は英検の準2級に相当します。
英検準2級は高校中級程度の英語力を示し、日常的な話題についての基本的な理解と表現が可能なレベルです。
これは十分誇れることですが、多くの社会人は高校・大学を卒業しており、それ以上の英語力を求められる場面も少なくありません。
そのため、英検と比較して考えても、TOEIC 400点のレベルは決して高いとは言えないでしょう。



私は一般教養を身につける高校卒業の段階で、平均的な英語力に達するのが理想的だと考えています!
問題を解いているときの体感
実際にTOEIC480点を取得した私が、試験本番で感じたことは主に以下の3つです。
- リスニングの会話が全然聴き取れない
- リーディングでわからない単語が多すぎる
- 時間が全然足りない
正直、理解できる問題は少なく、ほとんど勘で解いている感覚でした。それにもかかわらず、「1問も落としたくない」という不必要なプライドがあり、1つ1つの問題に時間をかけすぎた結果、最後の20問は塗りつぶすだけで終了。



基礎が完全に身についておらず、問題演習も不足していたことが原因でした…。
このように、TOEIC400点台の方は試験中に時間に追われ、悔いが残る終わり方をすることが多いのではないでしょうか。
- 客観的に見て、TOEIC400点のレベルは低い
- TOEIC400点は基礎が足りておらず、英語力は低い
企業から見たTOEIC400点の評価


ここでは、企業の視点から見たTOEIC400点の評価について、2つの観点から解説します。
TOEIC400点は企業から見てもやばいのか、判断するうえで参考にしてみてください。
昇進や転職にどう影響するのか
TOEICスコア400点は、昇進や転職において不利となる可能性があります。以下の表のように多くの企業が求める英語力の基準を満たしていないためです。
新入社員 | 中途社員 | 技術部門 | 営業部門 | 海外部門 | |
---|---|---|---|---|---|
平均スコア | 535 | 560 | 560 | 575 | 690 |
これらの数値と比較すると、400点は基準を大きく下回っています。
このことから、TOEIC400点では多くの企業が求める基準を満たしていない可能性があるため、まずは英語力の向上を目指すことが重要です。
TOEIC400点は履歴書に書けるのか
TOEICスコア400点を履歴書には記載できないとは言い切れませんが、記載しても採用担当者に十分な英語力をアピールすることは難しいでしょう。
一般的に、履歴書に記載して効果的とされるTOEICスコアの目安は600点以上とされているからです。



ちなみに私は、未経験のWEB業界への転職活動で、TOEIC645点取得を記載しましたが、面接ではあまり触れられませんでした。
ただ、英語力が求められない職種や企業の場合、TOEICスコアの有無が採用に大きく影響しないこともあります。そのため、応募先の求める英語力や業務内容に応じて、TOEICスコアを履歴書に記載するかどうかを判断することが重要です。
まとめると、TOEICスコア400点は履歴書に記載可能ですが、英語力のアピールとしては効果が限定的です。応募先の求める英語力や業務内容を考慮し、記載するかどうかを判断することをおすすめします。
- TOEIC400点は、企業が求める英語力に達していない
- TOEIC400点を履歴書に書いても効果は期待できない
TOEIC400点からスコアアップさせる方法


TOEIC400点のやばいと言われる段階からスコアアップさせるためには、独学でやるかオンラインスクールを活用するかの方法があります。
それぞれの方法を詳しく解説するので、自分にあった勉強法を見つけてください。
独学でやる
TOEICスコアを400点から独学で向上させることは可能です。
ただ、独学で失敗しないためには、参考書選びと適切な学習計画を確立することが大切です。
以下に、TOEIC400点台から600点までを1ヶ月でスコアアップさせた勉強法や、おすすめの参考書を紹介しています。まずは600点を目指したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
▶【TOEIC400点から600点】1ヶ月で伸ばした方法とおすすめの参考書を徹底解説!


オンラインスクールを活用する
TOEICスコアを400点から向上させるために、オンラインスクールの活用も1つの手段です。
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【まとめ】TOEIC400点のやばい状態から抜け出そう


今回は、TOEIC400点がやばいと言われる実態とその対処法について解説しました。
結論として、TOEIC400点は基礎が不十分で、客観的な評価も低いため、やばいと言われるレベルでしょう。
しかし、適切な学習を継続すれば、スコアアップは十分可能です。まずは「600点を目指す」など明確な目標を設定し、効率的な勉強を習慣化しましょう。
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